日本生命の三浦裕子さん(67歳)。ベテランがなぜ戦略法人保険営業塾(SHE=シー)に?

日本生命の三浦裕子さん(67歳)。ベテランがなぜ戦略法人保険営業塾(SHE=シー)に?

西野特派員西野特派員

SHE(シー)に入会した理由を教えてください。


三浦さん三浦さん

ずっと個人保険をやってたんですよね。それでいろんな研修にも行ったんですよ。そうこうしているうちに染宮先生の研修を受けて。五島先生が染宮先生と対談したでしょ。あれが印象に残ってて。それでフロントセミナーに行って、法人保険シフトチェンジ講座(今の財務基礎講座)に通って、当たり前のようにシー(SHE=戦略法人保険営業塾)に入って。


西野特派員西野特派員

法人保険シフトチェンジ講座の何期生ですか?


三浦さん三浦さん

それが第1期なんですよ。


西野特派員西野特派員

おお! 1期生でしたか!


三浦さん三浦さん

システムも何も知らずに入ってるんですよ。自分はずっとここで勉強していこうと思ってます。


西野特派員西野特派員

お目が高い。


西野特派員西野特派員

1期生だったHSC(法人保険シフトチェンジ講座=現在の財務基礎講座)はどうでしたか?


三浦さん三浦さん

私は40年くらい前に中小企業の経理をしていたんですけど、言葉の違いがありました。


西野特派員西野特派員

経理ならその道のプロですね。


三浦さん三浦さん

でも資本金と利益準備金とか、言葉が。


西野特派員西野特派員

はい。


三浦さん三浦さん

それだけは戸惑いがありましたけどね。でも基本に返るというか、よかったですね。経理の経験がなかったら難しかったかもしれないけど。


西野特派員西野特派員

もともと保険営業の前は?


三浦さん三浦さん

親の介護で8年くらい仕事をしてなかった。それで、子供が生まれる前に子供の父親が亡くなったんですね。


西野特派員西野特派員

えっ。それは大変……。


三浦さん三浦さん

子供を抱えての仕事として会計事務所に行こうと最初思ったんですよ。簿記論だけは昔取っていたので。でも会計事務所は絶対に休めないときがあるので。


西野特派員西野特派員

繁忙期がありますね。


三浦さん三浦さん

子供と二人暮らしだし。それでレジに行こうかと。でもレジに行ってもなぁと。たぶん私は人よりレジを打つの早いと思うけど、同じ時間給はいやだなと思って(笑い)。それで協栄生命に。


西野特派員西野特派員

ウィキペディアによると、自衛隊や学校の教職員が主な顧客でした。バブル期に高利回りの長期運用商品を販売した結果、逆ザヤが累積して2000(平成12)年10月に破綻します。破綻後は、プルデンシャル・ファイナンシャルグループがスポンサーとして更生計画を策定し、ジブラルタ生命が契約を引き継ぎました。


三浦さん三浦さん

学校の購買部で物を売ると思ってたんですよ。行ったら保険を売るのかと。でも仕事はないし。そこで保険を売ることに決めたんですけどね。


西野特派員西野特派員

保険業界への第一歩です。


三浦さん三浦さん

お客さんにとっていい保険だけを売っていこうと。そして1年間はやめるやめないは考えずにやろうと思ったんですよ。でも半年くらい経って、子供を抱えて手取りが9万円くらいじゃとても厳しい。母子家庭だったので母子手当てとかありましたからそれで食いつないだんだけど。


西野特派員西野特派員

厳しい時代があったんですね。


三浦さん三浦さん

会社の方針で、別の営業所長と3日間同行したんです。その所長から証券の引き出し話法とかいろんなことを学びました。


西野特派員西野特派員

具体的にはどんな?


三浦さん三浦さん

「見直しという言葉は使わない。今入っている保険の確認のお手伝いをさせてくださいとか一緒に確認していきましょうとかいう言い方がいい」と教えてくれて。


西野特派員西野特派員

あ、そうですね。見直しと言うとお客さんは別の保険を売り込まれると察して身構えてしまう可能性がありますね。


三浦さん三浦さん

証券を図式化することも教えてくれたんです。それで、お客さんの証券をずーっと図式化していったんで、他社証券を見なくてもだいたいどんなものか分かるようになって。


西野特派員西野特派員

はい。


三浦さん三浦さん

図式化したものよりもいい図を持っていくと、だいたい決まりました。


西野特派員西野特派員

あっ! そうか、そういう使い方をするんですね。


三浦さん三浦さん

3日間でしたが、いい営業部長に教えてもらいました。


西野特派員西野特派員

力がある上司に出会えるかどうか。保険営業マンに限らず、人生を左右します。


西野特派員西野特派員

それからは順調に?


三浦さん三浦さん

協栄生命に入って1年後くらいに、学校の先生が「500万円くらい預けていいよ」と。独身の女性の先生でしたが、すでに退職金を預かってたんです。「まだ500万円くらいあるから預けていいよ」と。


西野特派員西野特派員

三浦さんはものすごく信頼されていたんですね。


三浦さん三浦さん

営業部長に相談したら、500万円の一時払い養老か年払いの全期前納かということだったんです。営業部長は、全期前納のほうが私がトクになると。


西野特派員西野特派員

手数料が多いということですね。


三浦さん三浦さん

ちょっとそれで悩んだんです。でも、1年前に協栄生命に入ろうと思ったとき、お客さんにとっていいものだけを勧めようと思って入社したのに、わずか1年でこれ(手数料の多い少ない)で悩む自分自身にショックを受けて。


西野特派員西野特派員

ああ! 


三浦さん三浦さん

それで正直にお客さんには「貯蓄として考えたら一時払いのほうが先生にとってはトクなので、こちらを勧めます」と正直に話してきたんです。


西野特派員西野特派員

誠実さが問われる場面です。


三浦さん三浦さん

入社して5年くらい経って協栄生命は危ないの何のとなって、いろんな問題が出てきて、辞めようと思ったとき、もう金融業界はいやだなーと思ったんです。でも、協栄の人たちによからぬウワサを立てられて……。私をこの業界にいさせたくなかったんでしょうね。かえってそれで頭に来て、金融業界に復帰しないといけないなと。


西野特派員西野特派員

負けず嫌いですね。


三浦さん三浦さん

ニッセイ基礎研究所にいた白石真澄さんが日生に来ないかと誘ってくれたんです。


西野特派員西野特派員

え! 白石真澄さんって、あの白石真澄さんですか? 東洋大学教授をしていた?


三浦さん三浦さん

テレビにもよく出てますよね。


西野特派員西野特派員

えー! お知り合いなんですか!


三浦さん三浦さん

そうなんですよ。それで、平成11(1999)年に日生に。その前の協栄生命は平成5(1993)年の入社でしたから5年しかいませんでした。


西野特派員西野特派員

三浦さんのお話に私が感動するのは、さっきの場面です。多くの保険営業マンが自分の手数料を多くもらえる保険をお客さんに勧めるんじゃないかと思うんです。


西野特派員西野特派員

手数料に対して禁欲的というのか、慎重というのか、それはどうしてですか?


三浦さん三浦さん

うちの父が種子島でお寺の住職をしていたんですよ。豊田商事に500万だまされたんですね。


西野特派員西野特派員

えっ! 豊田商事事件の! ご存じない読者のために簡単に説明しておくと、現物まがい商法という悪徳商法で被害者数は数万人、被害総額は2000億円。巨大詐欺事件です。


三浦さん三浦さん

昭和60(1985)年に母の介護で毎月行ったり来たりしているときに、豊田商事の永野会長が刺殺されたんです。


西野特派員西野特派員

あれは凄まじい殺人事件でした。張り込んでいた報道陣の前で永野会長は惨殺され、テレビはその映像を流し、翌日の新聞各紙はえぐい写真を載せました。


三浦さん三浦さん

ご飯を食べながらテレビを見ているとそのニュースが流れて、父が「ここに500万預けた」と。「だまされたと思った父は『500万返してくれ』と電話を入れたら、『あと500万払ったら1000万返す』と言われたらしいんです。『これは駄目だ』と父は思って、その500万はあきらめました」


西野特派員西野特派員

当時のお金で500万ですから、今なら2000万とか2500万くらいの価値でしょうか。


三浦さん三浦さん

そのあと父は『あのお金があったら』とは一切言いませんでしたけど、心の中では何回か思ったんじゃないかな。


西野特派員西野特派員

あきらめられる金額ではありませんよね。


三浦さん三浦さん

退職金は先生方が38年40年と勤めて最後にもらうお金ですから怖かったです。父の500万の件がなければまた違ったかもしれませんが、私の考え方に大きな影響を与えたと思います。


西野特派員西野特派員

三浦さんはお嬢さんをSHE財務基礎講座に入会させました。なぜですか?


三浦さん三浦さん

シーは基本です。この仕事をしていく人には。


西野特派員西野特派員

三浦さんにそう言っていただけるとうれしいです。


三浦さん三浦さん

親の言うことを聞くような娘ではありませんが、日生に入ったので。


西野特派員西野特派員

日生ならいろんな研修がありそうですが。


三浦さん三浦さん

そこはねぇ(笑い)。さっきも話したように私は経理をやっていたし、簿記論の所得税法まで習いに行っていたので基礎があるわけです。娘にはここで基礎を習わせたいし、一生懸命やっている人や真面目にやっている人は(その辺の保険営業マンとは)違うんだということを分かってほしい。


員”]お金を払ってまで勉強に来ているわけですから、三浦さんがおっしゃるとおり、会員の皆さんは努力家で真剣な生き方をしている保険営業マンです。